練習日記2
おはようございます、志村拳法初段・志村ちんです。
(写真:サングラスのせいで目の前と明日が見えなくなっている私)
ちんちん♪ ちちん♪
ちんちんち♪ ちんちん♪
ちんちん♪ ちちん♪
ミスターちん♪
毎日好きなようにふざけてお金もらって、それで暮らして行きたくて、お笑い芸人を始めたのに、なんでネタとか売れる為の戦略とか真面目に考えなきゃいけないんでしょうか?
これじゃ本末転倒です。
(写真:日常)
僕は真面目な話とお葬式が嫌いです。
アルバイトのシフトの話なんかどうしてもしなきゃいけないからする時もあります、が、アレで限界です。
(Oh、体力限界!千代の富士!)
そんなイライラする毎日でした。
そう…
コイツに出会うまでは…
(写真:ニトロバンビのキムチ山盛り男)
キムチ山盛り男、を皆さんご存知でしょうか?
ご存知ないという方!
無理もありません。
キムチ山盛り男は2020年の未来からやってきたお笑い芸人だからです。
キムチ山と初めて出会ったのはJAPANのコメディ界の何もかもが嫌になって、僕たち梅エースが日本を飛び出しヨーロッパツアーに出かけた時でした。
その頃の僕は真面目にお笑い考えたり、ライブに出る為にノルマを払ったり、ラジバンダリする毎日でノイローゼ気味になり、ドラッグ(ストナ、エビオス、挙げ句の果てにはヤクルトなど)とアルコールに溺れ、ホテルの窓からテレビを投げ捨てたりする、ジョン・ボーナムの様な生活を送っていました。
7回目のヨーロッパツアーで我々梅エースは当然満員のベルリン演芸場でドイツ国民に受け入れられたものの、僕は自分の披露したオフスプリングのデクスターのモノマネが日本同様1ミリもウケなかったことに腹を立て、打ち上げではせっかくのドイツなのに第3のビールを出せ、俺は痛風が怖いからKIRINの淡麗糖質70%オフを持って来い、などとクダを巻いていました。
そこに現れたのが、ブルーのドクターマーチンを履いたキムチ山です。
キムチ山は言いました。
『ブルフッヒ、バルハッサ、ウィセ。』
ドイツ語で何言ってるか全然わかりませんでした。
仕方がないのでドラえもんからもらったほんやくコンニャクを与えると、味噌もつけずにそれをかっ喰らい、またキムチ山が喋り始めました。
『やぁ!僕は、ドイツコメディアン代表・ニトロバンビのキムチ山盛り男!君の名前は?』
僕は
『なんでその名前で韓国代表じゃねぇんだよ』と思いましたが、一応、
『MAXのナナです。』
と名乗りました。
(知らない人に本名を教えたくなかった)
キムチ山は言いました。
『へぇ!ナナ!偶然ね、私もナナって言うの。』
あとは色々あって今に至ります。
ブログって難しいんだね。